こんにちは。アーキ工房です。
今回は、木造2階建住宅の
軒天・破風板・鼻隠・木部等 の 塗り替え工事 の ご紹介です。
こちらのお住まいは、築15年程経っており、
経年劣化によって木材や軒天の汚れが目立っております。
住宅のメンテナンスには、思った以上のお金がかかります。一般的に日本の住宅の寿命は30年程度といわれます
が、この間にメンテナンスを行った家と、そうでない家との差は歴然としています。
こまめに手入れをした家は、築30年頃に訪れる“転機”に、軽微なリフォームで済むことも多くあります。
一方、メンテナンスを怠った住宅は、建て替えを迫られることも少なくありません。
トータルで出てゆくお金はさほど変わらないにせよ、建て替えともなると仮住まいの準備や引っ越しなど、家族ぐるみで大掛かりな作業を求められます。
↑【鼻隠し】工事前
↑【軒天】工事前
↑【軒天・鼻隠し】工事前
↑【全景①】工事前
↑【全景②】工事前
足場を掛けて、塗り替え工事の始まりです。
仮設工事は、作業を安全・円滑に進めていくための大事な工事です。
脚立やはしごで何とかなる場合もあるかもしれませんが、
作業効率が悪くなり、せっかくの工事の質が落ちてしまいます。
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先ずは、汚れを落とすために、事前に塗る場所にやすり等で擦って掃除をします。
擦る前と後の若干の色の変化が写真でもわかります。
手前が施工後、奥が施工前です。
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今回は木材の木目を生かすために、浸透保護塗料を使用しました。
そして、下塗り1回上塗り2回の計3工程で作業を行います。
【下塗りの目的】
ひとつめは、より塗料の接着を強くするため、
ふたつめは、塗料が染み込みすぎるのを防ぐため、
みっつめは、塗装を長持ちさせるためです。
↑【全景①】工事完了
↑【全景②】工事完了
↑【軒天】工事完了
↑【全景④】工事完了
↑【全景⑤】工事完了
↑【玄関ポーチ】工事完了
建てられた当時は、軒先や破風などの木部は、もともと桧のメープル風の色でしたが、
今回の塗り替えを機に、ブラウン系の色でまとめさせていただきました。
外観の雰囲気もガラッと変わり、重厚感も出て、きれいなお家に生まれ変わったと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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