伊豆の国市で、設計・施工を請け負います「アーキ工房」です。
前回に引き続き、新築住宅工事のご紹介の前に、
「ハレとケ」についてお話したいと思います。
日本人の伝統的な世界観のひとつで、
日本人の心に伝統的に根付いてるものです。
1年間を振り返ると、正月から始まり、年越しまで行事やイベントなどが毎月あります。花見をしたり、海に行ったり、、、そのような「非日常」をハレ(晴れ)、それ以外の普段の生活をケ(褻)と呼び、和風建築にもお客さんをもてなす空間や、プライベートな空間の区別が生かされてます。
家の中に入るときに靴を脱いだり、トイレ用のスリッパに履き替えたり、板の間や畳など、日常に空間の区別をすることによって、普段の生活にメリハリが生まれてきているのだと思います。
もちろん近代建築や西洋建築にも良さはあります。
そんな中でも、季節の移り変わりを実感でき、雰囲気が変えられる場所を家の中にいくつも設けてあるのは和風建築の良さでもあります。
「ハレとケ」のデザインを意識することは家づくりの大事なポイントのひとつではないでしょうか。
というわけで、前回に引き続き、T様邸和風新築工事のご紹介です。
擁壁工事のコンクリート打ちが無事終わり、型枠の脱型後です。
最終的には舗装側が「建仁寺垣」、敷地側に伸びてる方が「細美垣」となり、
奥には「築地塀」も順次造っていく予定です。
盛土工事です。しっかり転圧しています。↓
縄張りをして地鎮祭の準備ができました。↓
続いて、地業工事から基礎工事へと進んでいきたいと思いますが、
次回へ続きます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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