設計・施工を請け負います「アーキ工房」です。
前回に引き続き、T様邸 和風住宅新築工事のご紹介です。
今回は、地鎮祭~捨コンクリート工事までを紹介していきたいと思います。
「地鎮祭」
工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式となります。
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天候にも恵まれ、青空の下、行いました (^_^)/~
続いて地業工事となります。今回は、柱状改良工法を用いました。
柱状改良とは
軟弱地盤が2メートル以上8メートル以下の深さの場合に用いられる方法で、
土の中にコンクリートの柱を造ってしまう方法です。
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施工状況です。
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施工完了です。丸いところは全て柱状改良の部分です。
地業工事が終わると、土工事に入ります。
先ずは、「遣り方」と言って建物の位置や高さの目印を出した後、
重機や機械を使って、地面の掘削や砕石の敷き均しと転圧を行います。
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転圧完了です。
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そして、その上から、地面からの湿気が建物に上がってこないように
防湿シートを全面に隙間なくしっかりと敷き込みます。
その後、捨コンクリートの打設となります。
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コンクリート打設風景です。
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綺麗に打設が終わりました。
そもそも、「捨てコンクリート」とは、
基礎の底面を平らにし、基礎など構造体の位置を決めるために敷くコンクリートです。
砕石の上では印をつけるのが大変なので、捨コン(捨コンクリート)の上に、
測量機器を用いて、墨出し工事を行うという訳です。
また、こうすることで職人さんの作業のしやすさも、ぐんと上がります。
捨コンは、建物自体の強度に直接関係することはありません。
しかし、こういった見えないところをしっかりする、ということは、
その後の作業のしやすさや、設計どおり正確に建物を建てていく、ということに関して、
とても重要な役割を担っています。
こうして、この上に、段々と建物が建っていきます。
次回は、鉄筋工事からのご紹介となります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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