設計・施工を請け負います「アーキ工房」です。
前回に引き続き、T様邸 和風住宅新築工事のご紹介です。
今回は、土台工事の紹介をしていきたいと思います。
(画像をクリックするとちょっと大きめの画像が見れます)
①土台の芯の墨出し位置を確認しています。
万が一ここに間違いがあると、場合によっては柱などの設置位置や組む箇所がずれて家が建てられない!・・・というのは大袈裟ですが、今後の工程に悪影響を及ぼし、どちらにしろ良いことは全くありません!全てが建ってからでは修正がきかないので、この段階でしっかり確認をして問題がなければ次へ進みます。
②・③各土台部材を据付ける箇所に仮置きし、アンカーボルトの位置に印をつけて穴をあけ設置していきます。
ここで穴を開ける位置を間違えると基礎の上に設置したときに、適切な位置にアンカーボルトが出てきません。差し金と鉛筆を使って印を打ち、穴あけ用のドリルで土台面に垂直に穴を開けます。
④・⑤勝手口の軒先柱の沓金物は、あと施工アンカーでで取り付けます。
④はケミカルアンカーです。ケミカル(=化学的)ですから、薬剤を使い化学反応を利用してアンカーボルトを固定します。
⑤バッチリ固定できました!
⑥土台据付状況の全景です。こんな感じで土台の据付が完了します。
次回は建て方開始から上棟式までをご紹介します。